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「意思表示カード」について
高野 伸子



「意思表示カード」について  高野 伸子



意思表示カード7月に入り、新しい保険証になりました。現在の保険証には、臓器提供意思表示欄があります。
意思表示カードが、コンビニエンスストアなどのお店で設置されるようになり、また、意思表示欄をもうけた一部の保険証やインターネットでの登録開始など、臓器提供に対して意思表示をすることが、少し身近に感じるようになりました。
健康でいることに感謝するとともに、いざという時に臓器を提供できる側として、今できることをしたいと思っています。
私が、臓器提供意思表示カードを持った時、家族署名を母にお願いしたところ署名に迷ったことに驚きました。それをきっかけに、少しですが臓器提供について家族と話をする事ができ、良かったと思っています。
臓器提供は、「提供したい」意思も「提供したくない」意思も尊重されます。選択のなかに「臓器を提供しません」という項目もかかれています。
家族であっても、人によって考え方はさまざまです。臓器提供は、本人の意思だけではなく、家族の理解も必要となります。意思表示をするときは、自身の思いが叶えられるよう家族に意思を伝えておき、理解をしてもらうことが大事だと思いました。
平成20年による世論調査では、カードの所持率は8.4%。そのうち記入率は4.2%です。
また、脳死後に臓器を「提供したい」は43.5%、「提供したくない」は24.5%です。
移植医療への理解は深まってきていますが、カードの所持率からみれば、意思表示をされていない方が多いのが現状です。

意思表示カードをもつとともに、骨髄バンクに登録をしました。現在、日本骨髄バンクの登録者は33万8千人、移植数10,533例(2009年5末現在)です。1999年からは、日本さい帯血バンクネットワークも設立され、白血病などの患者さんの病気を治すことが、さらに多くできるようになりました。10年で5,486例(2009年6月末現在)の実績となっています。
骨髄バンクに登録して9年になりますが、適合通知をいただいたことはまだありません。いつでも安心して提供に協力できるよう、生活の環境や健康に気をつけていきたいと思っています。

先日テレビで、最先端の再生医療の特集をみて、素晴らしい技術に驚きました。これは、だ液の口腔粘膜を少量採取し培養したものです。自分の細胞のため拒絶反応がなく、通常の角膜手術とは違い縫う必要もありません。角膜疾患で移植を必要としている人は3万5千人。移植は年間1,500例ほどです。角膜疾患の治療は、ドナーを待つほかないのです。販売が現実になれば、ドナーを必要とせずに病気が治ります。

医療技術の進歩に大きな期待しながら、まずは自分ができることを行動におこしていきたいと思います。
それぞれのホームページでは、わかりやすく内容が紹介されていますので、ぜひご覧ください。

社団法人日本臓器移植ネットワーク
日本骨髄バンク
日本さい帯血バンクネットワーク


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