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フラッシュ〜自立に挑むレディ

「知的財産検定を受験して」 清水美和



9月10日に開講した、知的財産管理技能検定セミナーの講師を務めさせていただいています。6月の第一期セミナーの経験を踏まえ、さらに内容を充実させたいと思っております。 私自身は、国家資格となる前の「知的財産検定」2級に三度目の挑戦で合格しました。これから受験される方には、こうした私の経験も参考になればと思います。
知的財産検定への初挑戦は、2006年7月でした。特許・実用新案、商標・意匠、著作権、不正競争防止法・民法その他の4分野で、すべての分野が基準値を上回っていなければ合格証はもらえません。初回も次に受けた11月の検定も、著作権と民法の分野がそれぞれ基準値に満たずに「準2級合格」に終わりました。この2回は個人受験で、もっぱら予想問題集を繰り返し読むだけでした。
三度目は、社内勉強会に参加して臨んだ団体受験。ここでようやく、苦手意識の強い民法その他分野が及第点に達しました。一緒に勉強する仲間を得たことと、それまでにやってきた特許包袋の電子化という生きた教材による「実務経験」が合格の決め手になりました。 特許包袋の電子化では、過去60年分の日本特許制度の移り変わりをみる幸運に恵まれました。昭和25年の出願書類は特許証や公告公報しかありませんでしたが、昭和30年代後半のファイルでは願書から中間処理、特許/拒絶査定、異議申立まで一連の手続書類を扱いました。現在のような出願公開・審査請求制度は昭和46年の出願分からスタートしたこと、特許査定の後に特許公報が発行されるようになったのは平成に入ってからであることなど、電子化業務を通じて知ったことは多くあります。
2級合格後に知財検定の1級に挑戦しました。試験は特許分野のみで2級に比べて科目は減りますが、特許庁の審査基準や欧米・中国など外国の特許制度も出題範囲。択一式とはいえ、問題文が長く試験時間は3時間と集中力も要求されます。このときも社内での勉強会に参加し、仲間とともに学んだことで「準1級」の認定を受けることができました。
学んだことを業務に活かし、また、伝達できるよう努めます。


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